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戦国やらいでか…【戦国】Rumble-焔ー(3)ガンナの流儀【やらいでか】

2015/07/11

 7月11日23時30分

Rumble本拠地 Rumbleコロシアム

乱舞戦【関ヶ原第3節】で悲願の初優勝を

遂げたRumbleメンバー達の

歓喜の輪が、そこに出来ていた。


その中に一人、輪に入らず

夜空を見上げている男がいたー。


(挿入歌スガシカオ)


男の名はガンナ・ザビーネ・シャル。(通称 ガンナ)


ギリシャからの移民である彼が、

何故ここで独り戦っているのか

取材班はその9日間に密着した。

  


追記:


初日(7月3日05時00分)

ガンナ氏「おはようございます」

ガンナ氏の朝は早い。

07時の朝礼2時間前に

コロシアムに入場する。


そして、誰もいないコロシアムで

10分ほど黙祷し、清掃を始める。


「まあ、1日の準備です。儀式のようなものです。」


-10分間考える事は?-


「昨日の反省とか、今日やる事とか、考える事は色々です。」


7時前にはメンバー全員が集まり、整列していた。

そして、朝礼が始まる。

体長3mはあろうかという

巨人が大声で話している。

地響きと共振してしまい、話している内容は

マイクに入らなかったが、

ガンナ氏達、19人のメンバーは

直立不動で聞いている。


この日の最高気温は35度。

朝礼は3時間続いた。


-朝礼後-

「お疲れ様でした。」

(各メンバーから「お疲れ様でしたー」の声)


-朝礼が長く無いですか?-

「いや、それを言っても仕方ないですし」

「自分は、やるだけです。」


-そして昼-

メンバー達は再びコロシアムで整列していた。

処刑が行われるというが、

取材班も立ち会う事を許可された。


罪状が読み上げられ、

巨人の手で罪人達の首が

跳ねられていった。

この日の罪人は2名。

周辺にはおびただしい量の血が流れ、

血の匂いを嗅ぎつけたカラスが

大量に集まっていた。


その後、ガンナ氏に聞いた

-罪人の罪状は?罪人の身元は?-

「あれは、メンバーです。正確にいうと元メンバー。」

「乱舞戦に遅刻とか欠席をずっと繰り返してたんで。」

「自分も何回か言ったんですけどね」

「仕方ないですね。決められた事を守れないヤツが悪い。」


-毎日、処刑が行われている?-


「毎日では無いですけどね。対象がいれば処刑はあります。」

「自分もそうならない様に。その辺は覚悟してやってます」


その日の夜

メンバー達は食堂に集まり、食事をしていた。

食後のコーヒーを飲んだ後、

ガンナ氏の顔色が変わった。

「今日の給仕係は誰ですか。」


新人教育担当、景虎氏が答える。

「昨日加入した新人のカダです。」


ガンナ氏は激昂した。

「自分のコーヒーに砂糖が2本入ってたんですよ!これは誰のミスですか。」

景虎氏は言葉に詰まった。

「もう良いです。カダを呼んで下さい。」

そして1匹のネコの様な人型の生き物が、呼ばれて来た。

「うえーい!呼んだー?」

食堂には緊張が走っている事を

新人の彼は気付いていない。

「このコーヒーは何ですか」

ガンナ氏はゆっくりと聞いた。


「ワシ流の甘口コーヒーだ!うまいだろ!」

新人が答えるや否や、ガンナ氏は席を立った。

「もう良いです。指導です。うまいうまくないの問題じゃない。」

「それ以前の問題です。僕の分はブラックって決められてるでしょ。」

「ボス、カダと一緒に指導室へ、カメラはここで止めて下さい。」

「今日はもう撮らないで」


その後、ボスと呼ばれる最高責任者に新人は別室へ

連れられて行った。ガンナ氏も後に続いた。


-その後も、カメラの音声は取り続けた。-


別室から轟音と、新人と思われる生き物の悲鳴が響いた。

部屋に近づこうとしたが、凄い熱で部屋に近づくことは出来なかった。

3度轟音と叫び声が響き、その後は静寂に包まれた。


その日、乱舞戦第1節の初日が行われ

Rumbleは全体2位で終えた。



2日目(7月4日05時00分)

この日もガンナ氏は誰よりも早くコロシアムに来た。

-何故、砂糖の事であそこまで言うのか-

「たかが砂糖ですけどね。もしそれが乱舞戦に絡むことだったら」

「彼は死にます。処刑されてね。」

「彼が死んでも悲しくは無いです。加入したばかりですし。」

「でも、ギルドメンバーですからね。ずっと一緒にっていう訳には行かないでしょうけど。」

「自分はメンバーを大事にしたいと思っています。今日も処刑はあるでしょうけど。」

ストイックに、しかし、どこか優しさのあるガンナ氏。

彼はどういった経緯でここに来たのか。


ガンナ・ザビーネ・シャル

彼は崩壊したギリシャからの移民だという。

「元々はイギリス人だったんですけどね。公爵の家系でした。」

「それが政府要人の暗殺疑惑をかけられて、ギリシャに亡命したんです。」

「自分の生まれる前の、祖父の話しですけどね。」


-ギリシャでの生活は-

「酷かったですね。いじめられもしました。お前はゴミだ!ゴミだ!と言われてね」

「家も貧乏でした。毎日主食にカニパン食べてね。おやつは食べた事ありませんでした。」

「祖父を恨みもしましたよ。何で自分だけこんなに苦しまなくちゃいけないんだって。」


-転機は-

「18歳の時に、たまたボスに出会って。スカウトされたんです。お前、傭兵やってみないかって。」

「それで、この世界に入ったんです。ここでは国籍も家柄も関係ありませんからね。」

「ただ、最初は大変でした。同期も次々に死んで行って、残ったのは自分だけです。」



2日目朝礼後、ガンナ氏は街に出かけた。

メンバーをスカウトするという。

破格の条件といえるような募集内容だが、

街の人々はこのギルドの恐ろしさを知っており、反応は良くない。


しかし、ガンナ氏を知る町人に話しを聞いた。

「あの子は随分昔からいるわ。古株ねぇ。スカウトしてるの。」

「かっこいいでしょ。私には声かけてこないの。」

「でも仕事がねぇ。すぐ死んじゃう様な仕事でしょ。だから大変ねえ。」

「そういえば、おっちょこちょいなのか、いつも前回順位を間違えるのよね。」

「コロコロ変わる数字なんだろうし、書かなきゃいいのにねえ。」

「今度私から話しかけて言おうかしら。」


ガンナ氏のスカウト技術は高いようで、

この日2人が資料を受け取り、ガンナ氏の説明を受けていた。

ガンナ氏はいう。

「メンバー補充を2軍だけに頼っていたら追いつかないですからね。」

「呼び込むしかありません。」


-そして2日目昼、この日もメンバー1名の処刑が行われた。-


2日目の乱舞戦、Rumbleはメンバーが減りつつも全体2位をキープしていた。


-乱舞戦後-


「お疲れ様でした。」

「ちょっとまずいですね。1位との差は離されちゃいましたし。」

「これ以上人が減ったら、緊急事態かも知れません。一応ボスには話しましたけど。」


3日目(7月5日10:00)

この日も街でスカウトをするガンナ氏がいた。

「ちょっと(人数が)やばいですからね。少しでも補填しないと。」

「最終的にはボスの決断になりますけど。また危ないメンバーがいるんで。」


この日、ガンナ氏は3人に資料を配布し、詳細を説明していた。


-そして3日目昼、この日もメンバー1名の処刑が行われた。-



その後、初めてガンナ氏が声を荒げた。

「ちょっちょっとすいません、景虎さん!カダ止めて!絶対止めて!」


新人の生き物が最高責任者に食ってかかろうとしたが、

新人教育者に止められていた。

「なぜ!なぜヤツを今切った!今日の23時30分まで生かしておけば・・ふがふが」

「今切ったらその穴はどうなる!今日はメンバーが追加できないみっか・・・ふがふが」

教育担当が割って入る。

「止めとけって!ボスに逆らったら、お前が死ぬぞ!やめろって!」

さらにガンナ氏が行く。

「カダ、お前の損得勘定は分かるが、これは掟だ。それに従え。」

ガンナ氏が止めに入って数秒後、新人が静かになり、運ばれていった。

「とりあえず大丈夫です。でももう写さないで下さい。」


-乱舞戦上位のRumbleだったが、その内部は穏やかでは無かった-


「これからまたスカウトに行きます。そこには付いてこないで下さい。」


ガンナ氏はそう言うと、取材班を残し、出て行った。


その日の夜、乱舞戦3日目(第1節最終日)が行われ、

Rumbleは前日のまま2位で終えた。


ガンナ氏に聞いた。

-全体2位という成績は-

「いや、過去で一番良かったですよ。でもダメです。最後、3位に詰められてました。」

「こんなもんじゃダメなんですよ。自分達はもっと出来ないとダメなんです。」


この日、ガンナ氏は乱舞戦後の夜更けに、

メンバーをスカウトする為に出かけていった。


4日目(7月6日05:00)

「おはようございます」

「ちょっと寝れませんでしたね。でも頑張った分、収穫はありました。」


-収穫とは-

「他ギルドにいた主力クラスが1人とそれと別にメンバー入りできそうな人と2人会えました。」

「ウチでどれだけやって貰えるか、わからないですけどね。」

「やりやすい様にはサポートしたいと思っています。」


4日目昼、この日も2名が処刑された。


その後、ガンナ氏を訪ねた。

ガンナ氏はパソコンに向かい何かを作成していた。


-今やっている事は-

「メンバーが鉄の掟を理解しやすいように、サイトを作っているんです。」

「結局、わかってる様でわかってないから、何度も破られるんです。」

「こうして見やすくすれば、新人でも覚えられるでしょ。」

「見られなければ、どうしようも無いですけどね。」


その日の夜、事件が起きた。

当日遅刻した上に悪びれない態度を取ったメンバーに

最高責任者が業を煮やし、即処刑を敢行したのである。


メンバーは減り、その日の乱舞戦、第2節初日の成績は4位であった。


-メンバーが足りてない?-

「足りてるって言ったら嘘になりますけどね。」

「今のメンバーでやるしかありませんから」

「足りてないから処刑しないってのはウチじゃ無いんです。」

「掟は絶対守られるから掟なんです。」


この日も、ガンナ氏は乱舞戦後の夜更けに、

メンバーをスカウトする為に出かけていった。


昼活動し、夜も活動するガンナ氏。

日に日にガンナ氏の仕事は増し、激しくなっていく


しかし、転機が訪れる-


5日目(7月7日12:00)

この日、取材後初めて、処刑されたメンバーは居なかった。


そして6日目も、処刑されたメンバーは居なかった。



-2日連続で処刑が行われなかった-


「やっとですね。やっとです。」

「みんなの気持ちが一つになりつつあります。見ててください。」


初めてガンナ氏が笑顔を見せた。


その日の夜、乱舞戦6日目(第2節最終日)が行われ、


Rumbleは前日の4位から逆転で3位に浮上し、第2節を終えた。


-3位に浮上した理由は-

「やっとですよ。鉄の掟が守られて一つになったんです。まあ当たり前ですけどね。」


-当たり前-

「これぐらい出来てっていうのです。掟じゃなくて、順位とか成績の方です。」

「僕たちは何人も仲間が死んで、その上で生き残っているメンバーなんです。」

「だから、これぐらい当たり前なんです。」


挿入歌、スガシカオ。



乱舞戦7日目(第3節初日)

ここでRumbleはギルド創設初の全体1位になった。

「いや、まだまだ初日ですからね。誰も浮かれてないと思いますよ。」


乱舞戦8日目(第3節2日目)

2日目を終えて、全体1位をキープ。2位との差は約1100万。


乱舞戦9日目(第3節最終日)

1戦目を終えて、全体1位をキープ。2位との差は約1000万。


-初優勝が見えてきたが-

「ここまで来たら、決まりかも知れませんがね。やる事は変わらないです。」

「全力で最終戦、勝ちに行きます。勝って当たり前ですから。」


そして最終戦、全員で挑んだRumble。

優勝の瞬間、歓喜の輪に包まれるRumbleメンバーがいた。

最高責任者の巨人。

新人教育担当の景虎氏。

新人のカダ。


-しかし、その輪に加わらないメンバーがいた。-


ガンナ氏であった。

ガンナ氏に最後に話を聞いた。


-優勝して思うことは-

「それはもちろん嬉しいですよ。でも当たり前なんです。」

「僕らは仲間だったメンバーを散々切ってきて、やっと今があるんです。」

「僕は彼らの事を忘れた日は一日だって無いですし、今も一緒に戦ってるつもりです。」

「彼らの為にも勝たなきゃいけないし、これぐらい当然だと思ってます。」

「今、夜空を見ていたのは(彼らに)優勝報告をしていたんです。」


-朝の黙祷も-

「もちろん、彼らの事を思い出しています。仲間ですから。」


-あなたに取ってプロフェッショナルとは-

「常にやるべきことをやり、前に進んでいく人、ですかね。」

「自分がどうかは分かりませんけど、そうでありたいとは思います。」


挿入歌、スガシカオ。大きめ。


-その後、ガンナ氏は自らも歓喜の輪に入り、

仲間と勝利の喜びを分かち合った-






次回予告・・

とりあえず、また気が向いたら書くよ!


祝勝会だー!うえーい!

とりあえず、ガンナさん、ありがとう!

お主のお陰で良い記事が書けたよ!

ありがとう、ガンナーズハイ!


wasi








ツイッターも宜しくね!カダ@DQ10(@DQ10kada




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